Q&Aイメージ2

 

父親の認知症が進んで徘徊をするようになってから対策をいろいろと考えて、出した結論はまずは見守りGPSを導入することでした。

 

たくさんある見守りGPSの機種の中から最終的には「あんしんウォッチャー」を選んだわけですが、今では毎日本当に助かっています。

 

開封したあんしんウォッチャーLE

 

それでも購入前はいろいろな疑問があって不安に思っていたことも確かです。

 

そこでこの記事は、同じように認知症の対策にあんしんウォッチャーを購入したいけど、分からないことがあるという人に向けて書きました。

 

管理人があんしんウォッチャーを導入する前に感じていた疑問をQ&A方式でまとめたのでぜひ参考にしてください。

 

【あんしんウォッチャー】編

今回のQ&Aの内容は、「あんしんウォッチャー」自体に関する疑問をまとめた【あんしんウォッチャー編】になります。

 

見守りGPSを認知症対策に利用するときの疑問は別記事の【見守りGPS導入編】でまとめていますので、そちらも参考にしてください。

 

バッテリーはどれくらい持つのか

 

バッテリーの持ちは、公式サイトでは「現在地の更新頻度が3分に1回」「土日は使わず1日2時間の移動」という条件で1ヶ月半くらい持つと書かれています。

 

実際に利用してからは、5日くらいでバッテリーが減ることも多かったので戸惑いましたが、これは父親が暇さえあれば近所を歩き回っていたのが原因だと分かりました。

 

というのも、体調が悪くなった時は1ヶ月くらい経ってもまったくバッテリーが減らなかったんです。

 

なので公式サイトの条件で1ヶ月半というのは信用していいような気がします。

 

バッテリーの持ちは利用する人の行動パターンによってかなり変わるというのは間違いなさそうですね。

 

充電器が付いてないって本当?

 

あんしんウォッチャーには充電用のアダプターやケーブルが付属されていません。

 

あんしんウォッチャーの充電口

 

ただし、「Type-C」ケーブルで充電するので、Androidのスマホを持っている人ならスマホの充電器でそのまま対応できるし、最近はiPhoneも「Type-C」ケーブルになっているので問題はないでしょう。

 

「Type-C」ケーブルは100均でも売っていますしね。

 

途中で解約はできるのか

 

利用している途中であってもいつでも解約できますし、違約金など追加のお金も掛かりません。

 

ただし、「あんしんウォッチャーLE」のプランで契約して初月無料期間中の解約は、はじめの月に利用した分の539円が掛かります。

 

また、契約時に支払う本体の代金と、1年間の月額利用料が無料になる「あんしんウォッチャー」のプランで申込んだ場合は1年以内の解約でも利用料の払い戻しはありません。

 

 

あんしんウォッチャーLEプラン

あんしんウォッチャー1年プラン

 

まとめると、本体代金などの払い戻しはないけれど、違約金など追加の支払いもないということですね。

 

『あんしんウォッチャー』と『あんしんウォッチャーLE』は何が違うの?

 

ちょっとややこしいんですが、「あんしんウォッチャー」には、利用料金を1年間分先払いする『あんしんウォッチャー』プランと、利用料金を初月から月払いにする『あんしんウォッチャーLE』プランがあります。

 

どちらも2年目からの利用料金は月々539円と同額で、端末本体もまったく同じ物。

 

何が違うかというと、1年目のトータル金額が『あんしんウォッチャー』プランの方が数百円安くなるだけです。

 

もし1年以内に解約することになったら、利用料金を月ごとに支払う『LE』プランの方が損がありません。

 

どこの通信会社のスマホでも使えるのか

 

あんしんウォッチャーは「au(KDDI)」の商品ですが、公式サイトには「どこの通信会社のスマホでも利用できます」と書いてありますが、

 

実際に使ってみるまでは不安があったのも確かです。

 

でも心配はいりませんでした。私はdocomoだし、家族の格安スマホやソフトバンクのスマホでもふつうに使えています。

 

操作をする上で不具合などもないので問題なく使えると言っていいでしょう。

 

月額利用料の他に料金は掛かるか

 

あんしんウォッチャーの月額利用料は539円で、それ以外の料金は一切発生しません。

 

もちろん見守る側の(家族の)スマホはプランによって通信料金が掛かりますが、あんしんウォッチャー側は月々539円ポッキリです。

 

他に掛かる費用としてはあんしんウォッチャーの端末本体を充電するときの電気代ですね。

 

GPSの誤差はどれくらいあるのか

 

あんしんウォッチャーの端末による位置情報の誤差は、大きいときで100mくらい、普段は20m〜30mくらいですかね。

 

ただし、位置情報はカーナビのようにリアルタイムではなく、3分や5分に1回更新する情報なので本人が歩いているときなどは誤差が大きく感じるかもしれません。

 

利用している上では、よっぽど細かい街並みでなければ目視で確認できる範囲の誤差という印象です。

 

端末のサイズ感はどれくらいなのか

 

端末のサイズはこの目薬と比べてた画像が分かりやすいかもしれません。

 

端末と目薬の大きさ比較

 

実際に測った「縦×横×厚さ」のそれぞれのサイズは、あんしんウォッチャーが「5cm×5cm×1.8cm」、目薬が「4.4cm×4.4cm×1.4cm」くらいでした。

 

まぁ目薬と比べるとちょっと厚みがあるといった感じですかね。

 

男性であればポケットに入れても違和感のないサイズだと思います。

 

うちの父親も家の鍵にキーホルダーの代わりに付けたらポケットに入れて持ち歩いてくれています。

 

操作は高齢の家族などでもできそうか

 

あんしんウォッチャーは家族のスマホにアプリをインストールして、そのアプリから位置情報や履歴などを見るのですが、正直、購入前は母親(70代)が上手く使えるか心配でした。

 

でも何の問題もなく使えていますね。

 

母親はスマホ自体の操作もおぼつきませんが、それでもふつうに使えるくらい操作は簡単です。

 

さすがにアプリのインストールや初期設定などは母親には難しいので私が代わりに登録作業などを行いました。

 

パソコンからでも位置確認などができるか

 

あんしんウォッチャーはスマホのアプリで情報を見るので、パソコンから(インターネット上のブラウザから)情報を見ることはできません。

 

なかにはパソコンから操作ができる機種もありますが、ほとんどの見守りGPSはスマホの(アプリの)操作のみ。

 

逆にパソコン(ブラウザ)でしか操作ができない機種は設計が古いものと考えていいでしょう。

 

電車やバスに乗っても位置確認などができるか

 

電車やバスなどの乗り物に乗っているときでも位置情報は確認できます。

 

ただしカーナビのようなリアルタイムの位置情報ではないので、乗りものに乗っているときはピンポイントで位置情報を確認するのは難しいです。

 

ただし、移動するスピードやルートによって何に乗っているかが分かりますし、トンネルなどでも電波は切れないのでその点は安心ですね。

 

あんしんウォッチャーLE履歴1

 

契約者以外のスマホで見る設定方法は?

 

契約者以外の家族のスマホであんしんウォッチャーのアプリを見られるようにするには、契約者のアプリの設定メニューから「家族招待」を選んで「招待する」をクリックします。

 

するとQRコードが出てくるので、それを読み取ると家族招待の設定ページになるのでそこで登録すればアプリをインストールして情報が見られるようになります。

 

この際に、前もって「auアカウント」(無料)を作っておくとスムーズです。

 

購入者と契約者が違っても大丈夫か

 

今回あんしんウォッチャーの契約者は母親になっていますが、契約の手続きは基本的に私が代行しました。

 

とくに煩わしいこともなく全ての手続きが終わって、問題なく家族全員で利用できています。

まとめ

このページでは、認知症による徘徊対策として見守りGPSのあんしんウォッチャーを購入する前に管理人が感じていた疑問をQ&A形式で説明してきました。

 

見守りGPS自体への疑問はこちらの別記事でまとめていますので参考にしてください。

 

【あわせて読みたい】

 

 

見守りGPSは「あんしんウォッチャー」の他にも同じような機能を持った機種がたくさんありますが、どれもそれほど違いはないと思います。

 

正直、「あんしんウォッチャー」ではなくても「まもリーチ」「どこかなGPS」「みてねみまもりGPS」辺りの機種を選べばハズレはないはずです。

 

なので、同じように家族の徘徊に悩んでいたら、どの機種でもいいのでまずは見守りGPSを試してみるといいと思いますね。

 

私はとにかく毎日のストレスが減ったのであんしんウォッチャーにとても満足しています。

 

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