Q&Aイメージ

 

今ではすっかり家族の必需品になっている「あんしんウォッチャー」ですが、父親の認知症対策として実際に購入する前はいろいろと疑問もありました。

 

あんしんウォッチャー自体への疑問だけでなく、そもそも見守りGPSを認知症対策として上手く利用できるか不安だったのも覚えています。

 

見守りGPSってお子さんに利用するというケースがほとんどなので、高齢者に使うとどうなのかを調べてもピンとくる答えが見つからないことも多かったです。

 

ということでこの記事は、実際に認知症対策としてあんしんウォッチャーを毎日使っている管理人が、購入前に疑問に思っていたことをQ&A方式でまとめました。

 

同じように家族の認知症対策で見守りGPSを検討している人の参考になれば幸いです。

 

【見守りGPS導入編】

Q&Aの内容は、見守りGPSそのものへの疑問をまとめた【見守りGPS導入編】と、あんしんウォッチャーへの疑問をまとめた【あんしんウォッチャー編】に分けて説明しようと思います。

 

回答は全体的になるべく短くまとめてあります。詳しい説明は関連している別記事で紹介しているのでそちらも参考にしてください。

 

ということで、このページでは【見守りGPS導入編】を説明します。

 

月々の費用はどれくらいかかる?

 

まずは何と言ってもこれ。費用がどれくらい掛かるかです。

 

結論から書くと、見守りGPSを利用するのに掛かる費用はあんしんウォッチャーで月々539円

 

通信費なども掛からず(端末を充電する電気代だけ)、いくら使っても539円ぽっきりです。

 

あんしんウォッチャー以外でも同程度の機能を持った機種なら金額はほとんど変わりません。

 

ただし、どの機種でも初期費用(端末代金など)として、最初の月だけ5,000円〜10,000円ほどの費用が加算されます。

 

ちなみに、この初期費用が3,975円と安かったのも「あんしんウォッチャー」を選んだ理由の1つです。

 

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高齢者用として使ったときの満足度は?

 

見守りGPSの体験談やレビューってほとんどが子供向けのものだったので、認知症の高齢者に利用した場合でも意味があるのかは私自身が1番知りたかったことです。

 

現在位置の確認や履歴は役に立つのか?バッテリーはどのくらい持つのか?高齢の家族でも操作ができるのか?等々

 

いろいろと不安なことはありましたが、実際に使ってみた最初の感想は「月々539円でこれだけの安心感を得られるなら安い!」でした。

 

もちろんこれは私個人の感想ですが、使い続けている今でもコスパはかなり高いと感じますね。

 

認知症の進行段階にもよると思いますが、端末本体を持ち歩いてもらう習慣さえ身につけば、外出しても確実に居る場所が分かるというのはとにかく心強いです。

 

とくに、うちの父親の場合は、近所をチョコチョコ散歩するのが好きなので本当に助かりました。

 

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GPS本体をどうやって持ち歩いてもらうか

 

見守りGPSを認知症の高齢者用に使おうと考えたときに、結構心配なのが「外出の度に本人が端末を持ち歩いてくれるかどうか」だと思います。

 

外出時にいつもバッグを持っていく習慣がある人は別にして、手ぶらで外出する人に毎回端末を持ってもらうのは苦労しそうだなと。

 

私もその不安があったので一応は購入前にアイデアを3つほど温めていました。

 

うちの父親の場合はキーホルダーの代わりにするという方法で何とかなりましたが、その辺りのことをこちらの記事に詳しく書いてあるので良かったら参考にしてください。

 

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靴に入れるタイプはどうなの?

 

端末を靴に入れるタイプの見守りGPSを提供している会社もあるので、認知症対策でGPSを検討していたらそれも気になりますよね?

 

ただし、初期費用や月額利用料が驚くほど高いので、少なくとも個人で利用するのはあまり現実的ではないと思います。

 

もちろん、端末をどうしても持ち歩いてもらえない場合はこのようなタイプを利用するのも1つの方法ですが、初めてであればまずは通常の見守りGPSを使ってみることをお勧めしますね。

 

しかも、GPSを内蔵できる靴は単品でも売っているので、「やっぱり持ち歩いてくれない」という場合は後から購入するという手もあります。

 

こちらの記事でより詳しく説明しているので、靴入れタイプが気になる人は参考にしてください。

 

【あわせて読みたい】

 

スマートタグでも代用できる?

 

『AirTag』や『Tile』といったスマートタグは認知症対策として利用できるかどうか?

 

この疑問にぶつかるのも認知症対策について調べている人が一度は通る道です。

 

スマートタグの最大のメリットは、何と言っても月々の利用料がかからないこと。

 

デバイスを購入してしまえばあとは電池代くらいしか掛からないのはやはり魅力的ですよね。

 

ただし、スマートタグ自体が周りの環境に依存している(GPS内蔵ではない)ので正確な位置情報を得られないという大きなデメリットがあります。

 

また、複数のスマホで見守れない点や、移動履歴が確認できない点など、高齢者を見守るには物足りなさを感じる部分があるのも確かです。

 

そもそもメーカーでは人への利用を推奨していないというのも気になります。

 

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

 

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個人的には見守りGPSの安心感・信頼感が月々500円ほどで得られるというのはかなりコスパが優れていると感じます。

まとめ

このページでは、見守りGPSを認知症対策の1つとして検討しているときの疑問をQ&A形式で説明してきました。

 

見守りGPSを認知症の対策に使っている体験談やレビューはほとんどないので、少しは役に立つかもしれないと思って実際に管理人が疑問に感じたことをまとめています。

 

とくにスマートタグで代用できるかどうかは誰もが気になる項目だと思いますが、このページでは説明しきれないので、別記事の「高齢者の見守りに『AirTag』などのスマートタグは使えるか?【検証】」も合わせて参考にしてください。

 

また、「あんしんウォッチャー」自体に対する疑問は【あんしんウォッチャー編】でまとめていますのでそちらも合わせてどうぞ。

 

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